昭和レトロ .未整備.SEIKOSHA ゼンマイ式.柱時計.少し小ぶり.可動.要OH 。【メーカー】:8日巻、E.N.WELCH(ウェルチ)ドロップ・オクタゴン。カレンダー機能付き。ウェルチ社は、エリーサ・N・ウェルチによって1864年、コネチカット州に設立されたアメリカの古時計における代表的な7大メーカーのひとつです。振り子室の中には『E.N.WELCH Mfg.co.』のラベルが確認できます。機械には『E. N. WELCH Mfg. Co. Forestville, CONN. U. S. A.』の打刻あり。確認しましたら明治10年頃に輸入されたものと同じラベルと打刻でしたので同時期のものと思われます。【サイズ】縦47.0㎝。八角部分30.5㎝。横下部分20.5㎝。奥行き09.5㎝。大まかな外寸です。【状態】ケースはローズウッドの薄皮張りで縁は石膏で加工し金採で装飾されており、舶来物として当時は非常に高価な物であったと思われます。振り子室のラベルも剥がれは見られますが印字などはしっかりと確認ができます。文字盤はペイント文字盤で剥げや擦れはありますが、この時代のものであることを考えると相当綺麗な方だと思います。文字盤のローマ数字の内側には規則的にペイントの剥がれが見えますが、これは24時間制の貼附紙の名残であると思われます。元々のガラスは俗に言うゆらゆらガラスでしたが枠とサイズが大きく違く、柱に掛けた際に隙間ができてしまう程でしたので同時代のガラスを新しく切り出して金具をハンダで留めています。【その他】ケース内部に参十二年十二月廿日。堀江改洗堂如(女ゝ?)店の文字あり。また文字盤裏にも複数の書き込みがありました。明治の初期に輸入された上方の豪商の持ち物であったようです。何度もメンテナンスをされてとても大切にされていたようですね。ウェルチのカレンダー付時計は何度か見たことがありますが、大体は12インチの文字盤が大きいものが主流で8インチの小ぶりなカレンダー機能付きはあまり見ません。また日付の1~31までの文字が赤字なのもなかなか見ないです。この時計の場合、ネジ巻きが左右共反時計回りになります。また時打のバネが地板にカシメてありとても面白い構造になっています。明治の輸入時計としては最古の部類に入ります貴重なカレンダー機能付き時計になります。気になること、わからないことがあればお気軽にご相談ください。お願いします。